ふたりの桃太郎終演
ふたりの桃太郎終演しました。お越しくださった皆様、関わってくださった皆様ありがとうございました。
前回の「Rhythm in Wonderland」から5年。次やるなら何かなーと日常の中にヒントを得ながら過ごしていました。きっかけは3年前くらいに「桃太郎=凜太朗」っていう安易な考えがいっちばん最初だったかな。
コロナでいろんな別れがあり、どうしようもない別れ、どうにかなったんじゃないかっていう別れ、その中に「正義と正義のぶつかり合い」がありました。
私だけではなく多かれ少なかれみんな経験したんだと思います。
「答えがない」ものに対して、答えがないまま「ごくんと飲み込むように物事を受け入れる」事が私にとって大きな意味のある事でした。
それをそのまま舞台に乗せようとそういう想いで作らせていただきました。
そして人ありきの舞台。この人たちとやりたい。じゃあどういう形にしようか。
考えるだけでワクワクしました。
つくっていくこの過程が一番大変で相当喧嘩しました(笑)
でも今までの私だったら喧嘩出来なかった。
務も舞台挨拶の時に言っていたけど、言いたい事をグッと我慢をする「嘘をつく」じゃないけど、そのまま掴まえず流してしまうことでうやむやにしてしまう、ことに慣れてしまっていたのかもしれません。
ぶつかりあえたことが本当に良かった。
私はちゃんとぶつかりあえた手応えがあって、最高でした。きちんと向き合ってわかり合おうとすればまたみんなで次のレベルにいける。
みんなで全体で上がっていこう!という気持ちで作れた舞台でした。
出演者もスタッフも最強すぎて震えました。マジで。また最強なスタッフが加わったので5年と言わず早いうちに次の舞台作りたいです。
頑張るから、見守っていて。
その気持ちで板谷大さんと福由樹子さんの音楽を客入りの時にかけました。
出演者&スタッフへの感謝の気持ちを綴ると個人的な内容になりすぎてしまうのでそれは個人間で収めたいと思います。
観に来てくれるお客様がいないと成り立たない舞台、超満員で急遽ベンチを出したり、昼公演は当日券のお客様はお断りしてしまいました。ありがたい悲鳴。
本当にありがとうございました。
アーカイブも出るから買ってね。